年越しそばに京都名物【にしんそば】を食べたいな！なんで年越しに［そば］を食べるの？

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皆様おはこんばんち！

京都が発祥とされている「にしんそば」

明治15年に発案されたとか！

その、にしんそばを発案したのは「松葉」の
2代目の松野与三吉さん。
松葉は、文久元年に芝居茶屋として創業したお店です。


松野与三吉さんは、京都の人々の大事なタンパク源である「身欠きにしん」をなんとか蕎麦と合わせることはできないかと思い試行錯誤を重ねた末に！

「にしんそば」

が完成し京都中にを広めることとなります。

身欠きにしんは、良質なタンパク質、ビタミンやミネラルのバランスがとれた食材で！
これを健康食材である蕎麦と合わせることで、さらに栄養バランスのとれた食事となります。

にしんそばの具は、甘辛く炊いた身欠きにしんの甘露煮のみ。
これにお好みで刻みネギをのせて食べます。

京都ならではの上品なお出汁に身欠きにしんの脂が溶け出して独特の深いコクを生み出し、甘辛いにしんの身が淡泊な味わいの蕎麦とよく合って、上品な味わいとなっています。




そして、大晦日になると食べるのが「年越しそば」です。

なぜ！そばを食べるのだろう？と
思ったことはありませんか？

なぜうどんではなく、そばなの？どうして具はにしんなの？なんとなく疑問を持っていたという方も多いんじゃないかしら？

大晦日に食べる年越しそばとは？

そばは、他の麺類に比べて切れやすいことから
「今年一年の厄を断ち切る」という意味で大晦日に食べる風習が出来上がったのです。


また、糖質量が低く、からだにいい栄養素も豊富なので、新しい年を健康に過ごせるように食べたのが始まりとされています。


年越しそばの歴史は古く、鎌倉時代から食べられていたとされています。食べる意味や由来など、諸説ありますので簡単に紹介させて頂きます。

延命長寿

そばは、細く長いのが特徴です。このことから、「新年も細く長く、健康で生きたい」と願いがこめられました。
そして、「家系が長く続きますように」といった縁起物でもあります。おうちの繁栄を願う素敵な由来です

金運

江戸時代の金細工職人は、仕事納めにそば粉で作った団子で金粉を集めていました。

その団子をタライの水に浸けると金粉が底にたまるという仕組みでったのです。

このことから、「お金が貯まる」という縁起物として食べられるようになりました。

厄除け

そばは、うどんやラーメンなどの他の麺類と比べて、打っているときや茹でている間に切れやすい麺です。

「今年一年の災厄を断ち切りたい」と願って食べられたようです。

健康

そばは、雨風にたたかれても日光を浴びると元気を取り戻し、どんな土地でも強く育つ植物です。

これにあやかり、「食べると強くなる」と健康の縁起を担ぐようになりました。成長期のお子様がいるご家庭にはうってつけの由来です。

世直し

そばの実を取った後に残る、そば殻にまつわります。

そば殻を焼いた灰を使うと汚れが落ちやすいことが理由です。気持ちよく新しい年を迎えるために、仕切り直し、「一年の汚れを落とす」という縁起物でした。

そしてそばは、ミネラルも豊富に含みます。ミネラルは体を清められるといった意味もあるようです。

こうして見てみると、年越しそばは縁起担ぎの食べ物だったことがよくわかります。

どの由来にあやかって食べようか迷っちゃうよ～

今年の年越しそばは【にしんそば】できまりだね！

ありがとうございました！

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タグ：年越しそば にしんそば